庭の再生
フルタイムの仕事を辞めて3年、義母が遺した田畑を、農業経験のまるでない私が、試行錯誤の末、こつこつと耕して種をまき、なんとか家の野菜ぐらいは作れるようになっていた。
ところが去年からの病気で、畑や家庭菜園が、思うようにできなくなり、今年の夏には40日も入院したため、植えた野菜やお花が、雑草の勢いに負けて、「ああ、荒野」、状態になっていた。(泣)
この夏はあまりに暑かったため、雑草もあるていど茂ったら、枯れているものも多くあった。
毎日、少しずつ、少しづつ、草を引き、やっと畝がでてくるまでになった。
そこまでに、3ヶ月かかった。
小さな家庭菜園ではあるが、10種類ぐらいの野菜は常に作っていた。
今回は、ピーマンだけが残っていて、あとは全部枯れていた。
家に野菜がないことがこんなに不便で潤いのないものだとしみじみ感じた。
昨日は、外も案外、涼しくて、よし、種まきしてやろう、という気持ちになった。
まずは、ホウレンソウ、小松菜、菊菜、、、それぞれ、2メートルぐらいの筋蒔きにした。
発芽してくれるといいのだけど。
朝晩は、めっきり寒くなって、ちょっと暖房をいれたいぐらいな感じだった。
一日一捨しながらも、一日一作。こんなことがずっとできるといいなぁ。