サセナッフの静かな山里暮らし

山里に棲むわたくし、サセナッフの静かなる日々をお伝えしていきます。

賢い療養生活2

入院して三日間、隔離されて、ほぼ点滴生活だった。口から食べられるようになって初めて点滴が外れた。

 

その頃には呼吸も楽になってきて酸素マスクも外せるようになった。

 

毎日、コロナや他の感染症の検査があり、何度も鼻に綿棒を突っ込まれることから、鼻の奥が破れそうな感覚だった。

 

最後の検査をして、やっと4人部屋に移ることができた。

 

それからは、咳、頭痛との戦いだった。

 

コロナ後遺症にも似た感じだな、と思いながら、7回検査したけど、でなかったから、違うんだろう。

果たして何なのか。

 

疑問だらけがったが、体力も回復してきたので、退院した。

 

五日間の入院だった。

 

退院間際に、主治医の若い女性のドクタが、少し気になるので、1週間後に診察に来てください、と言われた。

 

とても慎重で、諦めない方だな、と思って、素直に従うことにした。

 

今思えば、そのドクタの一言があったから、私は、救われたのかもしれない。

 

《つづく》