賢い療養生活2
入院して三日間、隔離されて、ほぼ点滴生活だった。口から食べられるようになって初めて点滴が外れた。
その頃には呼吸も楽になってきて酸素マスクも外せるようになった。
毎日、コロナや他の感染症の検査があり、何度も鼻に綿棒を突っ込まれることから、鼻の奥が破れそうな感覚だった。
最後の検査をして、やっと4人部屋に移ることができた。
それからは、咳、頭痛との戦いだった。
コロナ後遺症にも似た感じだな、と思いながら、7回検査したけど、でなかったから、違うんだろう。
果たして何なのか。
疑問だらけがったが、体力も回復してきたので、退院した。
五日間の入院だった。
退院間際に、主治医の若い女性のドクタが、少し気になるので、1週間後に診察に来てください、と言われた。
とても慎重で、諦めない方だな、と思って、素直に従うことにした。
今思えば、そのドクタの一言があったから、私は、救われたのかもしれない。
《つづく》
賢い療養生活1
ブルーベリーの収穫に明け暮れていた7月末、軽い風邪をひいていたが、甘くみてて、病院にも行かずにいると、長引いた。
それから、お盆を迎える準備などで忙しくしているうちに、あっと今にお盆が過ぎて、可愛い孫ちゃんが帰っていった次の日から高熱を出して、倒れた。
今回は、コロナの心配もあったので、すぐ病院に行って検査したが、陰性。
カロナールだけ出て、様子を見ましょう、といことになった。
6時間おきに飲んだが、全く熱が下がらず、次の日、また病院に行って検査した。
またしても、陰性。
再びカロナールが出たが、これ飲んでてても、治らんだろ、という気がしてきて、ついに夕方、救急で病院に行った。土曜日でもあるので。
到着する前には、自力歩行もできなくなってて、呼吸も苦しくなってきていた。
車椅子で病室に連れていかれ、そこからが検査の始まりであった。
幸にして、大学病院であったので、スタッフは大勢いて、あーでもない、こーでもない、と声が聞こえてくる。
それを総合して聞いてみると、限りなく、コロナに近い症状だということで、日付が変わる日曜日、隔離された。
酸素マスクをされた時には、このまま、誰にも会えずに、違う世界に行ってしまうんではないかと、一瞬だけ思った。
続く
12月になった今も、まだ、療養しているので、少しずつ、記録に残す。
ちなみに、現在も、入院中。
※賢い療養生活というタイトルに意味はない。韓流の、「賢い医師生活」から取ったもの。
ここ最近見た韓流のドラマの中で、とても、心が揺さぶられたから。
黒い宝石の収穫が始まった!
ささやかな農業をモットーにしているわたくしだけど、先代から引き継いでいるブルベリー農園だけは放棄するわけにも行かず、先週あたりから、毎日、2時間、収穫に励んでいる。
無農薬有機栽培をことさら強調しているところもあるが、ブルベリーに農薬をかける必要は全くないし、木の周りの雑草を刈って根元においておけば、有機肥料になるってことだ。
うちの農園は、剪定と鳥獣避けネットをしているだけで、毎年、イヤというほどの実をつける。
とにかく、うかうかすると、実が落ちてしまうので、採ったはしから、家族や知り合いに送るんだけども、毎年、取り切れなくて、下にいっぱい落ちてしまっている。
何とか、販路開拓しなくっちゃ、と思うのだけど、思っているうちに、毎年、シーズンが終わる。
このあたりが、わたしらしい、というか、困ったもんだ(笑)
65歳の誕生日にカシオの電子ピアノを買ってもらった(過去日記)
65歳の誕生日は、いつもよりウキウキしてしまう。
長いことかけていた年金を受け取る年齢でもあるし。
あ。繰り上げ受給なんてことは、1ミリも考えたことはなーい。
これまで、誕生日といえば、観葉植物が定番だったが、なかなか育てるのが難しく、というか、これだけ木々に囲まれて生活してるのに、家の中にこれ以上緑はいらんだろう、と思い至り、今回はなしにした。
色々考えていたところ、数年前から欲しかったもの「カシオの電子ピアノ」をそろそろ揃えてもいいかな、と思ってしまった。
機会を狙ってオットーに持ち掛けてみると、「ええんちゃう」という返事だったので、早速、ネットで調べ、市内のケーズデンキに行って、即買いしてしまった。
というか、買って頂いた。
昔、小学校の頃に、少しだけクラシックピアノの練習に通っていたことがあるので、まずは、そのあたりを練習しなおす。
その後は、jazz の簡単な曲なんかが弾けたらいいなぁと思ってる。
「ありがとうございます。オットーさま」
うまく弾けるようになったら、また、聴いてくださいまし。
家の蜜柑でジャムを作る、そろそろ雛気分
山奥に住んでいていいことは、買い物にあまり行かないことだ。
歩いていける範囲には何もないので、ほぼ車移動なんだが、暑かったり寒かったりすると車で外にでるのが嫌だし、温暖な時は畑や庭で草花野菜と戯れたいので、結局、私は外出が嫌いだってことだ。(笑
このところは、晴れ間を見て、畑や庭を歩いて、何か食べられるものはないか探している。
田舎の家には、だいたい、倉庫のようなものがあって、そこでたくさん採れた野菜とか果物を保存するわけだが、今年は、蜜柑の生り年でもあったようで、これでもかっていうぐらい採れた。
ご近所農家さんに教えてもらって、剪定というのもやってみたので、一粒一粒も大きいし甘かった。
まだまだこんなにあるので、少しジャムにしてみようと思ったわけです。
こんな感じで当分、ジャム類は買わなくて済む。
亡くなった姑さんからもらった、輪島塗?風の駒の雛人形。
お顔が優しくて、いつも微笑んでいた姑さんに似ているので、お気に入りのひとつ。
両脇のお花は、竹細工。
おとなりのおじちゃんが、竹細工工房やっているので、体験で作らせてもらった(3歳孫娘ちゃんが)
おまけの風景。
二階からみた網戸越しの風景。
竹藪の手前の小屋は、薪小屋で、こないだの雪で崩壊しかけていて、ご近所さんが、いつ壊れるか楽しみにして見てる。(笑
解体するのも、お金がかかるので、放置。
田舎は、こんなところに、思いがけない出費もある。